DARJEELING
読書記録です。 書評というには大雑把、本人ですら読み返してどんな本だったか思い出せないかもしれないような、そんな記録(笑)

プロフィール

あーるぐれい

Author:あーるぐれい
本サイト内のコンテンツです。
(サイト名はこの度あえて伏せております、こちらからお越しの際にはご注意ください)

別に非公開じゃないのですが(笑)



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



FC2カウンター



FC2ブログランキング

FC2ブログランキング



某所自分(笑)



coca-cola



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ



犯人のいない犯罪 質草人情物語(小杉健治)

光文社 1993年

うなされる蒲団、腕一本、一万円札など―、浅草の「天野質店」にはとんでもないものが質入れされる。そこの父子が姿なき放火犯と対決する。

身なりのいい女が金が要るからと母の形見を質に入れると言う「質草・象牙の撥」
質流れの布団を買ったらうなされたと男が訴える「怪異な質草」
かつて由緒があった家の娘が持ってきた仏像はとんでもない宝だった。そして背後に横たわる放火事件「蘇る古仏像」
ラブホテルの代金が払えないので時計を質に入れると言う女。しかしその時計は盗品だった「密室の質草」
腕のいい職人が己の腕を質草に金が欲しいという。幾つもの質屋で同じ父娘が同じことを「人情質屋の打算」
三十万円を質草に金を貸してくれという男「質札のお守り」
放火犯を捕まえなくては質屋を廃業すると啖呵を切った父「質屋廃業」

短編7編と、全編を通して張り巡らされた事件。
質屋の父子と、質屋史をまとめるため通う大学講師の女性。

犯人がいないかどうかは別にしても、日常ミステリに近いというか。わりとほのぼのと読める。
後ろに大きな詐欺グループや窃盗事件が見え隠れして入るが、おおむね人情系。
質屋見習の息子と、大学講師の女性の、じわじわと近付いていく距離感もくすぐったげでよい。

なかなか面白かった。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌


この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
http://bergamot8990.blog90.fc2.com/tb.php/68-a64a16c8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)