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読書記録です。 書評というには大雑把、本人ですら読み返してどんな本だったか思い出せないかもしれないような、そんな記録(笑)

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レフトハンド(中井拓志)

角川書店 1997年

第4回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作。
漏洩したのはLHV。レフトハンド・ウィルス。
それは、致死率100%の未知のウィルスだった。
とある製薬会社に、ある日警報が鳴り響いた。それいらい一つの棟が物々しく警備される。
三号棟で起きたのはバイオハザード。またたくまに棟内の大半に感染し、73名もの被害者を出した。感染すると、左腕が肥大し、やがて蛹となり、罹患者の心臓ごと脱皮する。そして、左腕だけで生き延びるのだ。ウィルスのたっぷり詰まった粘液を撒き散らし、空気感染能まで持ちながら。
このウィルスはどこから来たのか。

光を恐れ、音に興奮する、左手の群れ。表現からの想像は難しいが、とりあえずおぞましいようだ。
少なくとも、アダムスファミリーの手よりは怖いだろう(笑) むしろテケテケだろうか…。
ここに、新薬モデルと騙されてやってきた二人の一般人の若者と、厚生省から派遣された科学者。そして別の部署にいた女が絡んでくる。
面白い。
左腕も、患者の症状も、棟内の地図も、上手いこと頭の中に思い描くことは出来ないが、その辺を大雑把に把握しておけば、後は面白い。
そんなオチなんだ、というラストも、ウィルスの正体も、意表をついてたし。
割と汚い汁だとか血液をあちこちにぶちまけてるのでそういうのを想像するのが厭でなければどうぞ(笑)

ちなみに、途中まで「幼若ホルモン」だったものが、後半「幼弱ホルモン」表記に変わっているのが気になるところ(笑)

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌


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