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読書記録です。 書評というには大雑把、本人ですら読み返してどんな本だったか思い出せないかもしれないような、そんな記録(笑)

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少年検閲官(北山 猛邦)

東京創元社 ミステリ・フロンティア 2007年

何人も書物の類を所有してはならない。もしもそれらを隠し持っていることが判明すれば、隠し場所もろともすべてが灰にされる。僕は書物というものがどんな形をしているのかさえ、よく知らないーー。旅を続ける英国人少年のクリスは、小さな町で奇怪な事件に遭遇する。町中の家々に赤い十字架のような印が残され、首なし屍体の目撃情報がもたらされるなか、クリスはミステリを検閲するために育てられた少年エノに出会うが……。書物が駆逐されてゆく世界の中で繰り広げられる、少年たちの探偵物語。メフィスト賞作家の新境地!


『探偵』の畑を見た時点で、なぜか犯人が分かってしまった(笑)
書物がないというのは面白い設定だと思う。人々は検閲されたラジオで情報を得て、知識を得る。文字を書くのは黒板だ。町々は閉塞的で、外の世界を知らない。世界は水害や災害に見舞われて死の存在が濃厚すぎ、人はその気配に慣れきってしまう。
まあ実際にこんな世界は面倒だろうなとも思うけど。

犯人も分かったし、惨殺された後の死体についても発見時に容易に想像がついた。ガジェットだってあっという間に分かるんだけど(これは多分誰しも気付くだろう)
町の赤い十字架の意味がよく分からなかった。想像も上手く出来なかったが、表紙の右下に小さく描かれてあるのがその形なんだろうか。

まあ、でも、今までの北山作品に較べれば、段違いに読みやすい気がする。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌


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