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読書記録です。 書評というには大雑把、本人ですら読み返してどんな本だったか思い出せないかもしれないような、そんな記録(笑)

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弘海  息子が海に還る朝(市川拓司)

朝日新聞社 2005年

ぼくらは、ダイビングプールの底で顔が触れ合うぐらい近くにいた。里沙の目を見ると、ぼくの心臓がドクンと大きく鳴った。水の中では地上よりずっとよく音が伝わるんだ。だからぼくは心配だった。里沙に、ドクンって音が聞こえてしまったんじゃないかって。でも、そのときぼくは気付いたんだ。このドクンって音は、ぼくの体の中からだけじゃなく、すぐ近くにいる里沙からも聞こえていたんだってことに。

この作者の本を初めて読んだけど、いまいちだなぁ、という感じ。
綴られ方が悲劇を示唆しているのに、そのラストなのか、という感じもあるし、それはまだしも、ラストの唐突さが否めない。
それでいいのか、ホントに。
ハッピーエンドであれ、アンハッピーエンドであれ、それなりの流れを作ってこそのラストだと思う。そこまでの流れはまだ読めるのに、このラストはどうも許しがたい気がする(笑)

文章自体はそんなに嫌いな文体ではない。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌


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