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ロンド・カプリチオーソ(中野 順一)
東京創元社 ミステリ・フロンティア 2007年
「しばらくのあいだ、新宿西口には近寄らないで」バー〈CLOUD〉のピアノ弾き・タクトは、特殊な予知能力を持つ恋人の花梨からそう忠告を受ける。だが、意地っ張りな性格から敢えて西口に向かったタクトは、そこで一人の女性と出会い――次々と厄介な事件に巻き込まれ始めた! 世界的指揮者の父にかかってきた脅迫電話、友人の不審な行動、突然の襲撃、そして――すべての背景に存在するものとは何なのか? サントリーミステリー大賞受賞作『セカンド・サイト』の主人公が新宿の街を再び縦横無尽に駆け回る、躍動的な青春ミステリ!
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水の中のふたつの月(乃南 アサ)
再読。
うーんと、まあ、とりあえずメモw
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ウサニ(野島 伸司)
幻冬舎 2003年
脱サラしたコーゾーは母の故郷で、父と一緒にイチゴの裁培を始めるが不慣れであえなく失敗。意を決してアマゾンの奥地へ出かけ、悪戦苦闘の末、伝説のヘビイチゴの精霊を捕まえてくる。すると時化たビニールハウスは鮮やかなピンク色に激変し、イチゴは奇跡的に甘くなり、村の大名物に。やがて精霊はウサギに似せたぬいぐるみ“ウサニ”に宿り、コーゾーに話しかけてくる。二人は奇妙な恋愛関係になるが、ある日、村にセクシーで男好きのする、謎の美女が現れて、コーゾーに迫ってきた。
ううん、なんだろう…。 おかしくて軽い話だと思っておけばいいかな。 愛ってなに、というのが多分テーマ。
ラストは「名人伝」をちょっと思わせる達観ぶりというか(ただし途中経過中の名人であって、オチの名人ではないw)
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陽だまりの偽り(長岡 弘樹)
双葉社 2005年
最近、物忘れがはげしいことを気にしている郁造。息子の嫁から預かった現金を落としてしまったが、どこで落としたのかも覚えていない。ボケ老人のレッテルを貼られることを恐れ、郁造はある行為に踏み切る。果たして、その先に待ち受けていたものは…(表題作「陽だまりの偽り」)。5つの心模様を端正に描いたミステリー短編集。小説推理新人賞作家、注目のデビュー作。
ちょっと皮肉な感じのミステリ。 「こんなそばに、優しいまなざしがあった。嘘に託された、ひとつの真実 5つの心模様を端正に描いたミステリー短編集」ってことらしいし、確かに優しさもあるんだけど、同時に皮肉が織り込まれてる感じ。 そこがほのぼの一辺倒でなくて面白い。
文体はなんだかちょっと古臭い感じがするというか、洗練されてない気もするけど(笑)
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春の魔法のおすそわけ(西澤 保彦)
中央公論新社 2006年
満開の桜の下、二日酔いの小夜子が出逢ったのは謎の美青年と見知らぬ肩掛け鞄……。人生の再生を描く、あたたかくて、ユーモラスで、ちょっと涙する、著者渾身の書き下ろし小説。
当初はミステリか、すわ人体入れ替わりの超常ものか、と思ったのだけど、割と普通に…ええと、何小説?(笑) 恋愛小説ではないし、人生小説か…?
昨夜の記憶がない小夜子が、電車から降りたときに持っていたのは自分のポシェットではなくてショルダーバッグ。しかも中身はとんでもない額の大金。 やけになった彼女が声をかけたのは謎の美青年。 終わりの方で真相が解明されると、ああ、という感じになる。
まあ、今まで散々そう言っておいてそのオチなの?的なツッコミもあるけど、人間自分に厳しい人もいるからなぁ。ありか。
系統的には森奈津子シリーズ(西澤作品の森奈津子シリーズですよ)っぽいなと思いました。小説家だし、ちょっと女の子にも興味があるし、破天荒だし。 あと、とんでもない鯨飲ぶりはうっかりこっちも酔いそうだ(笑)
うん、割と面白かったです。
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